本当の問題は、もっとほかのところにある
それに気づいてから、でもその内容をここに記すことはしたくなくて、
きっとそれらに最後の大きな転機がおとずれないかぎり、
このわたしに向けられる妙な嫌悪感への不快を抱きつづけることになるだろう
人間のコンプレックスというのは根が深い
それも日に日に、そこから派生する似て非なる感情へと移り変わっていくのが目に見えてわかる
そこへの注意は、過去にも傷つけない程度に促してきたつもりだが、
そのどれをも仕方ないですませて、見て見ぬふりをしてきたのだからどうしようもない
あとどのくらいこれが続くのかわからないけれど、その感情は今後さらに深くなることだろう
その捻れた感情をわたしに向けられることが増えてきた今、これ以上はきっとかかわらないほうがいい
わたしがその人に何をしたわけでもない
ただひとつ言えることは、自分とは正反対の人間だからであろう
わたしがそうならないために捨ててきたもの、乗り越えてきたものがあることなどその人には知る由もなく、
だから理解を求めようとも思わない
我慢しつづけてどんどん捻れていく感情を目の当たりにしながら、絶対にこのような人生は歩みたくないと改めて強く思った