大切な友人の命日である今日という日に
父はまたひとつ歳をとった

何歳になったのだろう
自分の年齢でさえよく間違えるので
生まれ年からきちんと数えてみる

もしかすると初めてかもしれない
一点の曇りもない温かな気持ちで“おめでとう”と言えたのは

大切な友人がこの日に亡くなったことを知ったとき
“生きてるうちに向き合いなさいよ”と言われた気がした

その人は
その場に安心感をもたらすとても素敵な人だった

あれから数年
また皆で集まるときには顔を出してくださいね