過去の嫌な記憶
その記憶と向き合うことは
いつだってしんどい

だいぶ乗り越えてはきている
そう実感はしている

でもこれ以上の努力はできないので
あとは流れに身を任せよう

きっとわたしがおばあさんになる頃には
今はまだ知らない皮膚のような感覚に包まれて
それらは身体の一部となっていることだろう

その時にはもう
過去の嫌な記憶ではなくて
そのものがわたしと化していることだろう