晴天の上空から見た東京は、
クレイジーだった
もう何度も見てきたけれど、
今日の東京はクレイジーだった

ひとつひとつの建物がはっきりと目に見えて、
大都会にかかる雲はスモークのようで、
ぶわーっと街がかき消されていく

ここまではっきり見えると、
あまりの密度に少し唖然。
まさに鉄コン筋クリート
今日の東京は、
鉄筋コンクリートとは言えない

東京を離れてはや三年。
わたしはシロのように
純粋さを取り戻せただろうか

わたしはクロのように、
誰かを心から思いやれる人間になれただろうか
そして、
孤独や依存から抜け出せただろうか

彼らが互いを絶対的に必要としたように、
その先の大切な何かに
いつか出会えるときがくるのだろうか

クレイジー東京。
上空から見た今日の東京は、
まさにクレイジー

わたしはあの宝町の世界へ降り立つ
でもその先には、
クロとシロを包み込む海原の世界が待っている