生きとし生けるもの
それはいつか終わりを迎える
明日なのか、明後日なのか
十年後なのか、二十年後なのか
生きとし生けるもの
それはいつか終わりを迎える
自然死なのか、自死なのか
もし後者だとしても
きっとそれは自然なことなのだろう
生きとし生けるもの
それがこの世からいなくなるとき
そこには生きた魂が漂う
誰かの思いと共に
そこにいる
生きとし生けるものすべて
それはいつか終わりを迎える
事故のように理不尽なことも
戦争のように不条理なこともあるだろう
生きとし生けるもの
それはいつか終わりを迎える
わたしもあなたも
生きていたくても