殴り書きしておいた原稿を、読める形にしている
むき出しの感情をそのままアップするわけにはいかないからだ
文章にさえなっていれば、この『人間と青』の中でならそれもアリなのかもしれない
でも単語をいくつかメモしただけの一日もある
わたしが思い描いているようなアートブックになるのなら、それこそアリなのだけど、
ありのままの自分を前面に出すことにはまだ抵抗がある
それにしても、
こんなにも長く、精神の不調だけが原因でアップできなかったのは初めてである
イタリアに到着してすぐの頃は、電波や設定の問題でアクセスできずメモに残し、
ローマでは、画像のアップロードが間に合わず次の日になることが数日あって、
シンガポールでは、精神の波と時差ボケ、ホテルの部屋にデスクがないことを言い訳に怠けてしまったのだが、それもせいぜい数日
それが今回は、10日もアップできなかったのである
これは実験でもあるので、それをここに正直に記しているのだが、
そんな自分が嫌になるので、この『人間と青』を早く終わらせいと思うこともある
でもそれでは意味がない
一年続けてこそ、実験の結果が見えてくる
(そう、この『人間と青』は一年続ける予定なのだ)
とりあえず、復活の兆しが見えてきたようで一安心
今回も無事、トンネルを抜けることができそうである