晴れやかな朝を迎えている

予想通り、靄がとれたようだ
今回は危なかった
心の底から叫びたい気持ちだった

土砂降りのスコールを高架下で眺めながら
このスコールでさえもヒャッホーと思えるのだから
昨日までのわたしは一体何だったのか

我ながらいつも大変である

シンガポールは、美しいとかそういう感覚ではなくて
建築の凄さとその対比に圧倒される

新旧が融合したナショナルギャラリーの建築も本当に素晴らしい

リトルインディア、アラブストリート、チャイナタウンをはじめとする移民街
昔ながらのプラナカン建築が並ぶストリート、ナッシムロードなどの高級住宅街

靄という名のフィルターがずっとかかっていたので
もともとカラフルなこの国本来の色を、いる間に取り戻せて本当によかった

この『人間と青』でさえ、途中でアップできなくなったのだから
今、メモしておいた数日分の原稿をまとめて描きながら、少しホッとしている