古代ローマの象徴“コロッセオ”
やはりここは凄かった
この闘技場が完成したのは西暦80年
奴隷や死刑囚、戦争捕虜などによる剣闘士、
猛獣の血生臭い闘いにより、
この場は早々に血で赤く染まった
猛獣同士が、猛獣と剣闘士が、剣闘士と剣闘士が闘い、
水を張っての模擬海戦や、公開処刑も行われた
当時は、この惨たらしい試合を、
ご飯を食べながら観戦していたというのだから、
人間とは本当に残酷非道である
人間とは何か
生きるとは何か
この場で古代ローマの哲学に触れようと思っていたけれど、
実際にここでは無理である
哲学に触れるも何も、
ある意味ですべてが、
一瞬で掻き消されてしまうのだから