世の中にはどうしようもない人間がたくさんいる
それらを相手に己を律し、
どれだけ無感情をつらぬいたとしても、
心や精神が微塵も影響を受けないなど無理である
そういう人間は、自分の発言や態度や身勝手さで周りの人間を不快にさせる
自分と同じ意見や感情、それも間違った見解を周りに強要し、妄想にかられ、汚い言葉を吐き散らす
毎日、毎日、毎日⋯⋯
今、わたしは大半の時間を哲学にあてている
そうでなければ今夜こそ、その怒りは沸点に達したことだろう
恰好の餌食とは言わないけれど、今は怒りをコントロールするための修行と捉え、
わたしは己を律し、
自らの心を再度、無感情へと入れ替える
それが周りの、何より犬のためになるのなら
そしてそれが、自分のためになるのなら